将来的な用途が決まっているときの土地活用

土地を手に入れることができて、将来的には活用したいけれど今は特に必要ないということもあります。そのまま持っているだけでは資産を目減りさせてしまうだけなので、うまく土地活用をする方法を考えてみましょう。

撤去しやすいもので土地活用

将来的な使い方が決まっているときには、使いたいときにすぐに更地にできる状態で土地活用をするのが良い選択肢の一つです。構造物を準備したとしても撤去しやすければ問題ないでしょう。駐車場経営のようにアスファルトと少しの構造物だけでできるものであれば、必要が生じたときに速やかに撤去できます。月極駐車場のように長く使ってもらう人がいると撤去のタイミングが難しくなりがちですが、コインパーキングのように一時利用を基本とするものにしておけば問題ありません。この他にも一時利用の目的のロッカーなどを設置することができます。土地活用の方法としては収入額があまり伸びないものの、準備にかかる費用も撤去にかかる費用も時間も少なくて済むのは魅力的な点でしょう。

将来的に欲しい建物で賃貸経営

将来的に一戸建てを建てたいと考えているような場合には、その一戸建てを建てて賃貸経営をしてしまうのも土地活用の方法として候補になります。今は家族で暮らしているけれど、子供が独立したらその場所に移り住んで夫婦だけの暮らしをしたいという場合もあるでしょう。そのようなときに予めローンを組んで二人暮らし用の家を建ててしまい、将来的に引っ越すまでの間は賃貸経営をしてローンの返済を行うということもできます。住むときに中古になってしまうのが嫌だという場合にはできない方法ですが、一戸建てに限ることではないので早めに建ててしまっても構わないなら、欲しい建物を建てて賃貸経営をしてしまっておけば収入につなげられるでしょう。

定期借地契約で土地を貸す方法

土地を貸すという方法も将来的な使い方の予定があるときにできる土地活用ですが、単純に貸してしまうと二度と戻ってこないリスクがあります。借地借家法では借り手の権利を守るために契約の継続ができるようになっているからであり、借り手が望んでしまったら必要なときに返ってこない可能性があるのです。しかし、定期借地契約を結べば問題はなく、更地にして返す契約を結んでおけば定められた期間だけ貸すことができます。10年後になったら別の土地活用を行いたいというときや、自分が住む家を建てたいというときなど、いつ次の活用を考えるかが決まっているのなら、定期借地契約で借り手を探すのも良い方法です。10年程度の期間があれば立地さえ良ければ借り手は見つかるでしょう。